カテゴリー: 建物の構造
A-E
EV充電ステーション
いーぶいじゅうでんすてーしょん
EV充電ステーションとは、電気自動車を充電をする(充電器がある)場所のことであり、充電スポット、チャージングステーションとも呼ばれます。
P-T
RC造
あーるしーぞう
鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete Construction)の略で、鉄筋によって補強されたコンクリートという意味です。 そのため壁の厚みがあり、音を通しにくいといった特徴があります。耐久性にも優れており、周りの生活音が気になる人や、楽器を演奏したい人におすすめです。
SRC造
えすあーるしーぞう
SRCはSteel Reinforced Concreteの略で、鉄骨鉄筋コンクリート造、つまり鉄骨(S)と鉄筋コンクリート(RC)を組み合わせたものです。 頑丈な鉄骨の柱の周りに、鉄筋を組んでコンクリートを施工するため、RC造よりも細い柱や梁で、強度の高い構造物を造ることが可能であり、全ての建物構造の中で1番性能が高いです。デメリットとしては、比較的家賃が高額な傾向があります。
あ行
アイランド型キッチン
あいらんどがたきっちん
アイランド(Island = 島)という名のとおり、「島」のように壁から離れた場所に配置されているキッチンのことを指します。 キッチンの両サイドから出入りができ対面型のキッチンであるとともに、オープンキッチンでもあるので、向かい合っての調理はもちろん、多人数での作業が可能で開放感やコミュニケーション性に優れています。
アパート
あぱーと
アパートメント (apartment)を元にした和製英語です。一般的には建物の構造で区別することが多く、木造や軽量鉄骨造の2階建て、もしくは3階建てまでの共同住宅のことを指す場合が多いです。 アパートによく使われる名称として、コーポ(和製英語で共同住宅)、カーサ(イタリア・スペイン語で家)、メゾン(フランス語で家、住宅)があります。
ウォークインクローゼット
うぉーくいんくろーぜっと
ウォークインクローゼットとは、人が歩いて収納ができる部屋として独立しているクローゼットをさす。 間取図では名前の頭文字を取り「WIC」と表記される。 押入れのように上下に区切られていないため、収納の自由度が高い。 ハンガーパイプや棚がついたタイプもある。
ウィークリーマンション
うぃーくりーまんしょん
主に一時的な滞在を目的とした、短期賃貸マンションのことです。 家具、家電製品、食器・調理器などが備わっていて普通のマンションよりも設備が充実しており、また賃貸住宅に比べて賃貸借の手続きが簡単であることが多いです。 賃貸物件と比較すれば初期費用は安いものの賃料が高めに設定されているので、長期滞在をするとコストが高くついてしまったり、途中解約の場合は違約金が発生する場合もあります。 ウィークリーマンションと類似しているものに“マンスリーマンション”がありますが、どちらも基本的な特徴や利便性に違いはありません。
打ちっ放し(打放しコンクリート)
うちっぱなしこんくりーと
打ちっ放しとは、コンクリートを固めた後に仕上げ材を使わない手法のことです。 壁の塗装はせず、タイルや型紙も張りません。 デザイナーズマンションなどでスタイリッシュな内装に起用される手法です。
海が見える
うみがみえる
海が見えるとは、物件建物、または、部屋からの景観に一部、海が見える物件を指す。 比較的海に近いエリアにある物件か、高台などにあって開けた場所から遠くの海を眺めることができる物件が一般的です。
ウッドデッキ
うっどでっき
ウッドデッキとは、庭やバルコニーに設置される木材や合成木材製のテラスのこと。 リビングと一体化させて違和感をなくすこともできるため、自由度の高い使い方と開放感のある空間が魅力となっている。
エントランス
えんとらんす
集合賃貸の入り口部分を指しています。マンションなどの大型物件に対して使用されます。建物の入り口が複数ある場合には、最も大きく正面玄関と呼べるような場所がエントランスになります。住宅の場合は比較的大きめの邸宅で用いられる場合があります。
エレベーター
えれべーたー
エレベーターとは、人や荷物を載せて垂直または斜め・水平に移動させる装置のこと。 「昇降機」とも呼ばれる。
オール洋間
おーるようま
全ての部屋が洋間(洋室)の住宅のことを指す。 「洋間」とは、西洋風に作った部屋のことで、「西洋間」や「洋室」と呼ばれることもある。
オール電化
おーるでんか
オール電化とは、住宅で暮らす為に必要なエネルギーの全てを電気のみでまかなうこと。 一般的にキッチンのコンロや給湯器ではガスを使用しますが、オール電化の住宅ではそれらの代わりにIHコンロ(IHクッキングヒーター)やエコキュートなどを使用します。 電気以外のエネルギーは使用しないため、オール電化の住宅で発生する光熱費は電気代のみです。電気を効率的に使用できると、従来よりも光熱費を安くできる可能性があります。
オートロック
おーとろっく
オートロックとは、鍵やカード、暗証番号を認証すると扉の鍵が電気的に解錠し、扉が閉まると自動的に施錠するシステムの総称のこと。 不審者や部外者の入室や入館を制限したり、来客をインターホンやカメラで確認してから、その扉まで行かなくても解錠できるようにする用途で設置します。
か行
外人住宅
がいじんじゅうたく
外人住宅とは、① 軍人・軍属の方向けの賃貸物件のこと。/ ② 米国占領下の時代に米軍関係者の住宅だった物件のこと。 ① アメリカの軍関係者の住宅という特性を持っており、「米軍による住宅性能検査」= 軍検(ぐんけん)と呼ばれる検査を通った物件のみが外人住宅として貸し出すことを許可されます。 ② 米国が沖縄の長期占領を決めたころ、米軍関係者の家族用住宅が建ちはじめ、箱形の白い建物に、網戸張りのポーチ兼玄関がついた一戸建ての住宅。現在は、カフェや飲食店が店舗として入居していることが多い。
角部屋
かどべや
角部屋とは、一般的にマンションやアパートなどで、建物内の各階の一番端にある部屋をさします。 窓の数も多くとれるため、日当たりや風通しがよい点がメリットです。角部屋の価格や家賃は、中部屋よりも高い傾向にあります。
階段下収納
かいだんしたしゅうのう
階段下収納とは、2階建て以上の住居において、階段下の空間を有効活用し、棚や引出し、壁や扉などを設けた収納スペースのこと。 収納スペースは低くて奥行きがある場合が多いので、収納する際には出し入れしやすい工夫が必要になります。
クロス
くろす
天井や壁などの仕上げ材として用いられる、布製の薄い装飾用壁紙のことを指します。テーブルクロスなどテーブルに敷く場合もあり、一般的なビニールクロスから、布、紙などさまざまな素材が使われています。クロス選びは部屋の雰囲気に大きく関わってくるため、理想の空間イメージを元に慎重に選択することが大切です。
コンクリート
こんくりーと
水、砂利、砂にセメントを加えて混ぜ合わせることにより化学反応を起こし、固体化させたもので、建築・土木工事の材料として様々な工事に利用されます。圧縮力に強く、主にコンクリートの中に鉄筋を入れた鉄筋コンクリートとして使用されています。
さ行
システムキッチン
しすてむきっちん
システムキッチンとは、調理台やシンク、コンロの上から、一枚の板状の部材である天板をかぶせ、表面には継ぎ目がなく、全てが一体となるよう組み合わせたキッチンのこと。 キッチンとしての機能性、デザイン性の高さが大きな特徴となります。
シャンプードレッサー
しゃんぷーどれっさー
シャンプードレッサーとは、洗髪・洗面・化粧などができる機能と収納スペースを一体化した洗面台のこと。 入浴しなくても洗髪などができる大型の洗面ボウルに洗髪用ハンドシャワーが付いているタイプが一般的。 洗髪洗面化粧台ともいう。
静かな場所
しずかなばしょ
静かな場所とは、住宅に関しては一般的に住宅街にある物件を指す。 大きな通りから少し入った場所に建っていることが多い。
た行
暖房
だんぼう
暖房とは、室内を暖めること、またその装置のこと。 住宅での暖房と言えば、一般的には家庭用エアコンで室温・湿度の調整を行うことをさします。 暖房機器は様々で、エアコンの他にファンヒーター、床暖房、そしてセントラルヒーティングに組みこまれた機器などがある。
対面式キッチン
たいめんしききっちん
対面式キッチンとは、キッチンとリビングが壁で遮られておらず対面する形で作業ができる開放的なキッチンスタイルのこと。 家族や来客と対話しながら料理や片付けなどができる点が人気です。オープンキッチンとも呼ばれる。
タワーマンション
たわーまんしょん
物件の高さが60m以上、もしくは20階層以上の超高層マンションを指していることが一般的であり、「タワマン」とも呼ばれています。 部屋からの眺め・日当たりが良い、周辺の生活環境が整っている、共用施設・セキュリュティが充実しているといったメリットが存在します。反対にデメリットとしては洗濯物を外に干せない、地震の揺れを感じやすい、管理費をはじめとした費用が高い、マンション内のエレベーターが混雑するといったことが挙げられます。
駐輪場
ちゅうりんじょう
駐輪場とは、自転車を保管する場所のこと。 屋外タイプや屋内タイプ、省スペースで設置台数を増やせるラックタイプなど、様々なタイプがあります。
眺望良し
ちょうぼうよし
眺望良しとは、景色や夜景を楽しめる眺めの良い物件のこと。 隣接する建物の窓と向かい合うことが少なく、開放感を感じることができます。
地下室あり
ちかしつあり
地下室ありとは、地階に設けられた部屋(空間)がある住居のこと。 地下室は年間を通して気温差が少なく、夏は涼しく冬は暖かいという特徴をもち、また、音や振動が漏れにくく、楽器演奏やトレーニングルームといった用途に最適です。 しかし、照明が必要なのと、換気がしづらいため空気がこもりやすいという欠点もあります。
出窓
でまど
出窓とは、壁よりも外側に飛び出したデザインになっている窓を指す。 出窓を設ける目的は、室内空間に変化と余裕を与えるためで、キッチンなどにつくられた出窓は、棚としても使うことができます。 また、出窓の建具を二重にすれば、室内の保温、防音の効果もでてきます。
鉄骨造
てっこつぞう
骨組みに鉄骨を使っている建物のことを指します。Steel(スチール)の頭文字を取って「S造」と書かれることもあります。 賃貸物件において、アパートタイプでよく見かける建物構造です。木造よりも防音性、耐久性が少し優れています。
デザイナーズ
でざいなーず
デザイナーズとは、建築を専門とするデザイナーや建築家が設計した物件のことを指します。 外装内装ともにユニークで、他にないこだわりや、優越感などの付加価値が存在し、そのデザイン性が反映される箇所も物件によりさまざまです。 一般的に価格は非デザイナーズ物件よりも高い傾向にあり、デザインが重視されるため使い勝手の良さにやや欠ける場合もあります。
テラス
てらす
テラスとは、1階の住宅から外面にせり出したような室外空間のスペースを指します。 屋根のない2階以上のスペースを「バルコニー」といい、屋根がある2階以上のスペース「ベランダ」といいます。
な行
庭付き
にわつき
庭付きとは、賃貸住宅や分譲マンション内で個人的に使用できる庭のこと。 通常は1階部分の入居者用に設けられている事がほとんどで、スペースも様々である。
は行
バス/トイレ別
ばす/といれべつ
バス/トイレ別とは、文字どおり、バス(浴室)とトイレが別々の室内にある事。 セパレートと呼ばれることもあります。物件探しのこだわりとして掲げる人が多い条件の一つです。
バルコニー
ばるこにー
バルコニーとは、住宅から外に張り出した屋根のない2階以上のスペースを指します。 屋根がある2階以上のスペースを「ベランダ」、1階の住宅から外面にせり出したような室外空間のスペースを「テラス」といいます。
バリアフリー
ばりあふりー
バリアフリーとは、物理的な障壁(バリア)を取り除き、小さな子供から高齢者、障がい者まで、安心で快適に生活できるように設計された住まいのことをいいます。 具体的には浴槽や階段に手すりをつける、段差を少なくする、玄関をベビーカーや車椅子が通りやすい幅にすることなどが挙げられます。 バリアフリーは、事故を未然に防ぐことはもちろん、掃除がしやすいなどのメリットもあり、人気を集めています。 現在では、バリアフリーに加え、健常者にとっても利用しやすいユニバーサルデザインの考え方も導入されています。
日当たり良し
ひあたりよし
日当たり良しとは、文字通り、日当たりが良い物件をさす。 特に南向きの物件は日当たりが良く洗濯物を干すのに適しているので人気です。 また、室内に日が差すので日中は電気をつける必要がなく、室内が暖まりやすいという特徴を持つ。
ベランダ
べらんだ
ベランダとは、住宅から外に張り出した屋根がある2階以上のスペースを指します。 屋根のない2階以上のスペースを「バルコニー」、1階の住宅から外面にせり出したような室外空間のスペースを「テラス」といいます。
防音室
ぼうおんしつ
防音室とは、室内に遮音設備を備えた部屋のことです。室外への音漏れをおさえたり、室外から室内への雑音や騒音を防いだりします。 室外への音の伝達を防ぐために、密閉して空気振動の漏れを遮断すること、壁や床を加工して振動の伝播をおさえることなどの対策が施されているので、賃料が相場より格段に高い傾向にあります。
ま行
南向き部屋
みなみむきへや
南向き部屋とは、住まいの最大開口部が南の方角を向いた部屋(物件)をさす。 日当りがいい、洗濯物がよく乾く、などの理由から、南向きが好まれる傾向にあり、その為、南向きの部屋は家賃が高く設定されていることが多い。 また、「南向き部屋」は向きを示したもので、日当たりを保証する表現ではありません。
メゾネット
めぞねっと
メゾネットとは、1住戸が2層以上で構成される集合住宅のことを指します。住宅の内部に内階段があり、2層を立体的に使用することで、一戸建のように利用することができます。 上階部分が居室扱いとなる為、天井までの高さや窓に制限がなく、ロフトと比べて広々としたスペースが特徴的です。「複層住戸」と呼ばれることもあります。
木造
もくぞう
木造建築は柱をコストの低い木造で建てられているために、家賃・管理費が安い場合が多いです。また、通気性がよく、カビなどが発生しにくいメリットがあります。しかし、火事などの火災、耐震性に弱い、防音性が低い、虫が出やすいといったデメリットも挙げられます。
や行
床下収納
ゆかしたしゅうのう
床下収納とは、床下部分に造られる収納庫のこと。 多くは、キッチンや洗面所の床下に設置されており、調味料や缶詰、普段使用しない食器や調理器具、洗剤、シャンプーなど、さまざまなものを収納することができる。
ユニットバス
ゆにっとばす
ユニットバスとは、防水性の素材で「 壁・床・天井・浴槽 」などを一体化して、工場で生産した浴室のこと。 現場に搬入した後にそれらを「設置・組立・接続」して完成させます。また、「システムバス」とも呼ばれる。
浴槽
よくそう
浴槽とは、浴室の中でお湯を溜めて浸かるための容器のこと。 別名、風呂桶、湯船、バスタブともいう。 素材は、FRP樹脂や人造大理石が主流のほかに木製やステンレス、ホーローなどもあります。 最近では、保温性能を高めた魔法びんタイプの浴槽もあります。
ら行
リフォーム済
りふぉーむずみ
リフォーム済とは、前入居者が退去後にリフォームがされた物件のこと。 壁紙やフローリングの張り替え、キッチンや洗面台、ユニットバスなどの交換を行い、きれいな状態にしてある物件が中心です。 新築物件に比べて賃料(家賃)が安いケースも多く、きれいな家に安く住める点が魅力です。
リノベーション済
りのべーしょんずみ
リノベーション済とは、前入居者が退去した後にクリーニングや物件の改修工事を行って、使い勝手やデザイン性を高めた物件のこと。 売買物件、賃貸物件ともに、リノベーション物件の特集が組まれるほど人気も高まってきています。
ロフト
ろふと
ロフトとは、住宅の天井を高くし部屋の一部を二層式にした上部空間のことを指すことが多い。 ロフトに上がるためのはしごが設置され、就寝スペースや子供の遊び場、収納スペースなど多目的に利用する事ができる。